落首村/張六郎
千年狐60話だったか、鹿の話における作者さんのホラー演出がとても良かったのでもっとストレートなホラーが読みたくて手に取りました。
全容がつかみきれない不安とそれでも朝が来る安心感が一緒にある。これは十ちゃんが穏やかな気持ちで眠れたら幸せな話だと認識しています。
再読したらすっかり印象が変わりそう。
からくりサーカス/藤田和日郎
4月に20巻まで読み終えている及びアニメをサハラ終了まで観た上で、サンデーうぇぶりさんの無料公開があり!!読めるとこまで読んで至れなかった分を購入しようと思い!!駆けた結果40巻までは行けましたが、普通に読み返したいのでどこかで諦めた方がよかったのかもしれません。
正直なところルシールさんに恋しそうだったので20巻で一旦置いた半年前のわたしのきもち、おおいにわかる。気高く美しく、責任感のある年輪を重ねたお姿、素敵すぎる……。わたしはブルーピリオドも11巻表紙の佐伯先生に一目惚れして読んだという経歴があります。憧れ。
脱線。
結局最後までべそかきながら読みました。
サハラでの行いは何一つ許せないのに最古の4人に好感を抱いて終了するの、なんなんでしょうね。
「歌も…歌えるんだ」の恥じらうような、誇らしげなような、未来に薄ら希望をもって言い残す様子、めちゃくちゃに泣いてしまう。
幕引きと構成が美しすぎるので、熱々のうち最後まで読めて良かったです。
怪盗フラヌールの巡回/西尾維新
オーディブル。土岐さんの朗読の色っぽさと知性、よかったです。
西尾維新特有の同じ単語を繰り返す演出が音のみだとより凄みを増しており、楽しかった。クローズドミステリで嬉しいもの、計画殺人と計画を外れる突発的な殺人。
西尾維新なら無限に続けられる題材ではありそうですが、3巻完結の報がありですこし追いきるか悩む。
こころ/夏目漱石
CoCシナリオを通過したので、オーディブルで併走しました。この時代の文章の湿度と影の濃さったら。
どこまでも男性間での悼みの話であり、お静さんや奥さまは最後まで省みられることがなかったなあと寂しく思います。
こころ オブ・ザ・デッド〜スーパー漱石大戦〜/アメイジング翻案・架神恭介
なんでこっちはずっと手元にあるんでしょうね。ついでに併走しようと思いましたが、脳がめちゃくちゃになりそうなのを感じたのでやめました。シナリオ後のしんみりが終わってから再読した。徹頭徹尾ギャグ漫画。
こんなところで打ち切りにしないで!!!!!!!
致死量のともだち/田辺青蛙
帯が三浦しをんさんでシチュエーションも好きそうで……の中積んでいた作品。2回ぐらい作中でジャンルが変わり、愉快なジェットコースターでした。
意図的に年代設定はぼかしていると思うのですが、探偵くんのお気に入りサイトとエロゲのラインナップの年代乖離に引っかかってしまい、申し訳なくなっている。きみ、螺旋回廊とかたっちー作品とか好きそうだね……。
リバー、流れないでよ/山口淳太
primevideoで。
職務とオフが共存する旅館という舞台選び、良!2分ループの慌ただしさで尺に対して妙に疲れた。忙しい。
みんなフルネームすら出ず、役職で呼ばれる人物がメイン級の思い切りの良さ。
ループものにおける「世界線」という言葉を確立させた髭男とシュタインズ・ゲートの功績は大きいな。
猟師さんの表情と間に猟奇的な余白の演出感じたのだけど、そんなことはなく牧歌的な話でよかったですね。
不安になる劇伴だとロールを注視してたら滝本さんだった。嬉しい。
ダブルクロスリプレイ 春日恭二の事件簿/丹藤武敏
どうしてみんなダイスバトル本番の戦闘中にさらっとかっこいいRPと演出が出来るんだ。
高レベル帯ダブルクロスの環境を見てみたくて手に取ったのですが、謎の女さんのソラリスブラム従者のビルドに大変喜びました。4人卓、春日という主役が決まっててみんな盛り上げに入ってるからこそめちゃくちゃ輝くサポートビルド。
1話における昭和の哀愁と手放しがたい日常の描写が好きでした。
大樹館の幻想/乙一
銃とチョコレート以来の乙一作品だと思っていたのですが、シライさん以来だった。想定よりも間が空いていなかったです。
ファンタジーと物理トリックの間をふわふわ行き来するあまりない味の館ものでした。
スペースでひとと一緒に疑問点や情報整理をお話しながら読み進めたのですが、幻想の一部になれたようでそのさまも良かったです。わたしの予想はなにもかも外れており、それも良かった。やーい。
事件は解決しましたが、幻想はそこにそのままあり、謎をひとつ置いた終幕は良い余韻でした。
放課後帰宅びより(3)/松田 舞
「すごいことが起こった」「ラブコメのトロの部分」こと第26話「新しいことを始めよう」収録の本巻!!!!!!!!!!サイコー!!!!!
更新の度に騒いでしまうのでまとめて再読できる喜びが大きいです。
これを書いているいま、1巻分無料公開が行われていますのでぜひ読んでほしい。あたたかい日常とラブ…。
第1話 一緒に帰ろう / 放課後帰宅びより – 松田舞 | webアクション
黒博物館 ゴーストアンドレディ/藤田和日郎
観劇後に読むと決めていました。
本筋は同じですか思ったより細部でミュージカル2時間半公演に調整されており驚きました。
あたたかさ・寒さの体感は種族差と立場の違いの萌えの部分ですが、たしかに舞台で口に出すにはちょっとわざとらしくなるかもな〜とも感じ。だからこそ漫画でめちゃ良になりました。上巻118ページの寒さの話を初めてしたとこの情報量のつまったページが大好き。
絵的にグレイが無重力な分フローのまんまる頭が映えてかわいい。
デオンさんの印象が随分変わりました。衣装だけならわたしはボディラインの出ている舞台の方がセクシーに感じるのですが、漫画の方が仕草や目線の流し目な感じ、退廃の空気がセクシーで…!!!!!!不思議なねじれが起こっている。方向性の違うセクシーの表現。剣を抱いている姿の寄る辺なさそうな儚さとまっすぐな強さのギャップが良い。
あとは資格試験のための本を読んでいます。落ちたら恥ずかしいのでとりあえずタイトルは伏します。
Xの動乱でSNS時間を全体に減らそうと画策中です。
来月は積んでいる斜線堂さんの作品と新装版が出た倒立する塔の殺人を再読したいです。それとオーディブル春期!!!!!